【基礎を解説】中学1年数学《正負の数》「10.累乗」
10.累乗
★ ポイント
・同じ数をいくつかかけ合わせた数を累乗という.
・かけ合わせた個数を表す数字を指数といい,右上に小文字で示す.
例
1.次の積を,累乗の指数を使って表しましょう.
⑴ 4×4
= 42
⑵(-5)×(-5)×(-5)
=(-5)3
(-5)を3個かけ合わせた数だね.
2.次の計算をしましょう.
⑴ 62
= 6×6
= 3
⑵ (-7)2
=(-7)×(-7)
= 49
(-7)を2個かけ合わせた数だね.
⑶ -72
= -(7×7)
= -49
これは, 7を2個かけ合わせた数に-をつけた数だよ.
⑵との違いに注意しよう!
<例題>
1.次の積を,累乗の指数を使って表しましょう.
⑴ 2×2×2
⑵ (-6)×(-6)×(-6)
2.次の計算をしましょう.
⑴ 4 2
⑵ (-3)3
⑶ -3 4
⑷ (-5)× 3 2
解答
1.次の積を,累乗の指数を使って表しましょう.
⑴ 2×2×2
= 2 3
⑵ (-6)×(-6)×(-6)
= (-6) 3
2.次の計算をしましょう.
⑴ 4 2
= 4×4
= 16
⑵ (-3)3
= (-3)×(-3)×(-3)
= -27
⑶ -3 4
= -(3×3×3×3)
= -81
これは,3を4個かけ合わせた数に-をつけたもの!
(-3) 4 との違いに注意しよう!
⑷ (-5)× 3 2
= (-5)× 9
= -45
累乗が混じったかけ算は,まず累乗の部分を計算し,次にかけ算を計算する!
★ 解答のポイント
(-▲)2
=(-▲)×(-▲)
-▲2
= -(▲×▲)
この2つの計算の違いに注意しよう!
間違えた問題は,できるようになるまで,繰り返し練習しよう!
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