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中学数学の基礎を解説する大学生のブログ

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2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

【基礎を解説】中学1年数学《正負の数》「13. かけ算とわり算の混じった計算」

13.かけ算とわり算の混じった計算 ★ ポイント かけ算とわり算の混じった式は,かけ算だけの式に直して計算する.次に,式の中の負の数の個数に着目して,積の符号を決める. 例 1.次の計算をしましょう. ⑴ (-20)× ÷ (-3) = (-20)× × (-) = …

【基礎を解説】中学1年数学《正負の数》「12. 逆数とわり算」

12.逆数とわり算 ★ ポイント ・その数にかけ合わせると1になる数を逆数という. 例えば, 3の逆数はである. 3 × = 1 このように,かけ合わせると1になることがわかる! 例 1.次の数の逆数を求めましょう. ⑴ ⑵ - - 負の数の逆数は負の数だね 2.次の…

【基礎を解説】中学1年数学《正負の数》「11. わり算」

11.わり算 ★ ポイント ・わり算のことを除法(じょほう)といい,その結果を商という ・0を正の数でわっても,負の数で割っても商は0になる.また,0でわる除法は考えない. ・符号が同じ2数の商は,絶対値の商に正の符号をつける. ・符号が異なる2数の商…

【基礎を解説】中学1年数学《正負の数》「10.累乗」

10.累乗 ★ ポイント ・同じ数をいくつかかけ合わせた数を累乗という. ・かけ合わせた個数を表す数字を指数といい,右上に小文字で示す. 例 1.次の積を,累乗の指数を使って表しましょう. ⑴ 4×4 = 42 ⑵(-5)×(-5)×(-5) =(-5)3 (-5)を3個…

【基礎を解説】中学1年数学《正負の数》「9.3つの数のかけ算」

9.3つの数のかけ算 ★ ポイント ・いくつかの数のかけ算に積の符号は 負の数が偶数個 ⇒ + 負の数が奇数個 ⇒ - ・乗法の交換法則・・・■×〇=〇×■ ・乗法の結合法則・・・(■×〇)×▲=■×(〇×▲) ・乗法の交換法則・・・■×〇=〇×■ ・乗法の結合法則・・・…

【基礎を解説】中学1年数学《正負の数》「8. かけ算」

8.かけ算 ★ ポイント かけ算のことを乗法(じょうほう)といい,その結果を積という. 例 1.次の計算をしましょう. ⑴ (-3)×(-2) = +(3×2) = 6 同符号のかけ算は,答えが正になる! ⑵ (+4)×(-5) = -(4×5) = -20 異符号のかけ算は,…

【基礎を解説】中学1年数学《正負の数》「7. たし算とひき算の混じった計算②」

7.たし算とひき算の混じった計算② 例 1.次の式を,かっこと加法の記号+をはぶいた式に直しましょう. ⑴ 6+(-7)-(+5) = 6+(-4)+(-5) = 6-4-5 たし算だけの式に直し,かっこと記号+をはぶく! 2.次の計算をしましょう. ⑴ -1+6-7…

【基礎を解説】中学1年数学《正負の数》「6. たし算とひき算の混じった計算①」

6.たし算とひき算の混じった計算① ★ ポイント ・たし算だけの式で,+で結ばれた各数を項という ・加法の交換法則:■+〇=〇+■, ・加法の結合法則:(■+〇)+▲=■+(〇+▲) 例 1.次の式の正の項,負の項を答えましょう. ⑴(+3)+(-8)-(+5…

【基礎を解説】中学1年数学《正負の数》「5.ひき算」

5.ひき算 ★ ポイント ひき算のことを減法(げんぽう)といい,その結果を差という. 例 ⑴ (+4)-(+5) =(+4)-5 = -1 下線部が異なる符号の場合,-になる ⑵ (-6)-(-3) =(-6)+3 = -3 下線部が同じ符号の場合,+になる <例題> 1…

【基礎を解説】中学1年数学《正負の数》「4.たし算」

4.たし算 ★ ポイント ・たし算のことを加法(かほう)といい,その結果を和という. ・符号が同じ2数の和は,絶対値の和に共通の符号をつける. ・符号が異なる2数の和は,絶対値の差に絶対値の大きいほうの符号をつける. 例 ⑴(-1)+(-4)=-(1+4…

【基礎を解説】中学1年数学《正負の数》「3.数の大小」

3.数の大小 ★ ポイント ・数の大小は不等号 「<」,「>」,「≦」,「≧」で表す. 例 +3 > -5 -6 < 0 -7 < 0 < 3 ※ 3つ以上の数の大小は,■<▲<〇のように,不等号の向きをそろえよう <例題> 1.次の▢にあてはまる不等号を書きましょう. ⑴ +4▢…

【基礎を解説】中学1年数学《正負の数》「2.絶対値」

2.絶対値 ★ ポイント ・絶対値は,その数から,+,-の符号をとった数と考えればよい. 例 +5の絶対値は5 -8の絶対値は8 〈例題〉 1.下の数直線に絶対値が2になる数に対応する点をかきましょう. 2.数直線上で,原点0から距離が7の点に対応する数を求…

【基礎を解説】中学1年数学《正負の数》「1. 正負の数の表し方」

1.正負の数の表し方 ★ ポイント ・0より大きい数を正の数といい,正の符号 +(プラス)をつけて表す. ・0より小さい数を負の数といい,負の符号 −(マイナス)をつけて表す. ・0は正でも負でもない数である. 〈例題〉 1.次の数を,正の符号,負の符号…